WORKS日本舞踊作品一覧

Category / 長唄

松竹梅Syochikubai

鶴亀などとともに吉祥の象徴とされる松竹梅を、春から秋にかけての季節の移り変わりの中で詠んだ曲です。
三ツ橋勾当がこの曲を作曲するために、弁天様に祈請したというエピソードも名高く、大阪の手事物の代表的な曲です。

  • 松竹梅01
  • 松竹梅01

Category / 長唄

七福神船出勝鬨Shichifukujin Funade Kachidoki

相変わらず戦争を繰り返し、大恐慌に見舞われる下界を嘆く七福神が、世界を救うため宝船で漕ぎだそうという壮大なテーマを持ち、ユーモアにも富んだ作品です。作・演出をお願いした植田紳爾先生は、次のように語っています。
「古典の手法を使用して現代世界の問題意識を盛り込んだらどんなものになるのか。とにかく世界は揺れている。環境問題、高齢化問題、経済不況、戦乱など今日を生きる者が避けては通れない難しい問題を少しでも感じて戴けたら幸いである。」

  • 七福神船出勝鬨01
  • 七福神船出勝鬨01

Category / 長唄

tabi

江戸っ子の東海道五十三次道中を描いた作品。作詞は『河』や『熊野』などを手掛けられた田中青滋先生、作曲は邦楽の創作に力を尽くされた三代目今藤長十郎師です。
旅の途中で次々と展開していく宿場や名所の様子を軽妙にし分けるのが、この作品の見せどころとなっています。

  • 旅01
  • 旅01

Category / インド伝統楽器×日本伝統楽器

ラーマヤナRamayana

紀元2世紀末、詩人バールミーキが、ヒンズー教の神話と古代インドのコーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂(へんさん)したとされる古代インドの長編叙事詩。ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、魔王ラーバナに挑む姿を描く。
古典舞踊を通じて日本とインドの相互理解を深めようという文化交流プロジェクトを2年半越しで進行し総決算ともいうべき作品。インドよりカタックダンサーとミュージシャンを招き、インドのシタールやタブラと言う楽器に笛や太鼓などの邦楽器を加えた音楽に合わせて、日本舞踊とカタックダンサーが創り出す世界。

  • ラーマヤナ01
  • ラーマヤナ01
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