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| 小町:二世 壽楽 |
| 少将:二世 錦之輔 |
『烏小町』は昭和三十八年(一九六三)に初演され、その後再演を重ねました。この作品について、祖父は次のように述べています。
「作者の御室晋は、照明家兼演出家の遠山静雄先生のペンネームで、俳優学校時代からの恩師。先生はこの作品のテーマと人物設定について『使い古された材料だが、深草少将を恋に悩む純情薄弱な男でなく、恋愛経験から虚無思想に転じ自爆して行く人間に置き換えてみた。そして小町こそ驕りの心からめざめて人間らしさを取り戻そうとするもどうにもならず、さりとて身を棄てる決心もなく、ただ老いて無為の形骸をさらす哀れな姿を心に描いてみた』と書かれています。また杵屋正邦氏が『この作品の音楽の構成は奇妙なものである。発声の異なる唄い手による重唱や、平均律的構造を持つ洋楽の木管と純正調的箏、十_弦の合奏、それら全体の演奏におけるさらに大きな問題など、難しい課題が数多く包蔵されている』と述べられていますように、和・洋の異なる音楽が各所で生かされ、予想以上の効果を上げてくれました。そして、出だしと終幕の謡に観世寿夫師の至芸を得て、私にとってはある意味での贅沢な作品です」。 |
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少将:初代 錦之輔 (二世 壽楽) |
小町:故 吉村雄輝 |
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| 二世 壽楽 |
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| 小町:花柳小三郎 |
少将:三世 錦之輔(現 寿楽) |
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